06.18

中一になった時、近くの楽器店で買ったハービー・ハンコックの『Maiden Voyage/ 処女航海』。

そのモダンなサウンドがカッコ良くてあっという間に虜になった。

81nW8N4D2BZL. AC SY355

それまでジャズといえば、オスカー・ピーターソンのNight Train、Please Requestにハマっていたあの頃、このサウンドはまさに衝撃的だった。

高校に上がるまでほとんど毎日のように、このアルバムかブレンデルのリスト・リサイタルを寝る時はいつも聴いていた。

あの世界の広がり_いつも至福の時だった。だから、隅々までこのアルバムは覚えてる。

その後、二十歳の時、ハービーとチックのデュオ・アルバムを買って、益々大好きになった『処女航海』。

最近、またよく聴いている。

アドリブの練習をしていた頃、このドリアン・モードのカッコよさにワクワクしたっけ。

最近のハリウッドのサントラを聴いていると本当によくいろんなモードの響きが使われていてハッとさせられることがよくある。

James Newton Howardなどなど_。

クラシックだと、やっぱドビュッシーの『祭』はゾクゾクする使われ方で、祭の熱狂がドリアン、ミクソリディアンなどのモードのラインで表現されていてたまらなく好きだ。この曲だけじゃないけど。

特に僕は『海』よりも、この『祭』の入った『ノクチュルヌ』管弦楽のための三部作の方が霊感を感じて大好き。▶︎Debussy自身の手書き_ゾクゾクもの!


元々は、ドビュッシーが友人のイザイのために書いたヴァイオリン曲だったらしい。そのスコアは確か残っていないんじゃなかったかな_。

『祭』のほかに、なんと言っても1番の『雲』。

なんてすごいんだろう!って初めて聴いた時、ものすごく感動したのをよく覚えている。今聴いても全く色褪せない。

初めのクラリネットとバスーンのppで始まる美しい色彩_、続く美しいコールアングレのソロの後のディヴィジされた繊細すぎる弦のハーモニーの連続。

もうたまらない_。

モードで書かれた曲はポップスでもよく耳にするけど、まだまだ様々なモードの無限のアプローチは尽きない気がする。

というところで、最近は2002年に買ったTOTOの『Through the looking Glass』の処女航海にハマって、マイ寝落ちミュージックにしていマス。

TOTOのインストものは『子供の凱歌』にはじまって、マイルス共演の『Don’t Stop Me Now』、ジェフの素晴らしいプレイの聴ける『Jake To The Bone』などなど名曲揃いだけれど、このカバーアルバムのこのプレイは特に最高。

Steely Dan のBodhisattvaもおすすめかな。ジェフのグルーヴで聴きたかった!

でも、オリジナルのSteely Dan のライブ・バージョンは最初のいっちゃってるMCも含めて、やっぱ最高だけど(笑)グルーヴ感も最高だし!


ではでは_。

71g2DaHPiKL. AC SL1300